JIPSA一般社団法人 日本エア遊具安全普及協会

山形県内で発生したエア遊具事故をうけて再発防止の強化に取り組みます

2020年03月10日

2020年2月9日に山形県内の商業施設内でエア遊具の事故が発生しました。

類似事故の再発防止を図るため、エア遊具の設置運営にあたっては、協会が策定した「安全運営の10カ条 ver4. 2020.02)を遵守するよう、エア遊具に関わる事業者の皆様にあらためて要請いたします。

同時に、特に下記の点について徹底するよう注意喚起いたします。

1)自社の運営マニュアルにおいて、遊具の設置・固定方法が適切に記載されているか確認し、必要に応じ見直してください。また、10カ条の第10条にある通り、屋内設置の場合でも、横転等のリスク防止のために、固定に必要と判断する個数、重さのウエイトを必ず取り付けてください。
2)自社の運営マニュアルにおいて、適切に定員が設定されているか再度検証してください。
また、利用制限(身長制限や年齢、体重制限など)についても定員管理と関連があることより、再度見直して適切に設定してください。
3)上記を確実に実行するために、始業前点検及び運営時間中の定員管理のチェックリストを用意し、記録に残すようにしてください。

さらに、当協会の会員企業においては上記に加え次の点を徹底いただくよう要請いたします。

4)エア遊具の運営に直接携わる現場責任者には、当協会主催の「エア遊具安全講習会」を受講いただき、エア遊具の安全な取り扱いについての基礎的な知識及び技能を取得するよう要請します。

また、イベント会場毎に少なくとも1名は受講修了者を配置するよう要請いたします。

5)会員企業内でエア遊具安全管理責任者を定め、その職務に従事する社員には、当協会主催の「エア遊具管理士認定講習会」の受講いただくよう要請します。

以上